株式会社ゼンリンジオインテリジェンス

ビジネスGISとともに40年ZGIのビジネスブログ

2019.09.13

GISで見る喫煙率

あなたの周りにも「タバコをやめました」という人達は多いのではないでしょうか?
過去のドラマやアニメの喫煙シーン、路上でたばこを吸う人を見るたびにどきっとする自分がいて、時代や環境の変化に驚きを感じます。
今回はそんなたばこの消費を地図と掛け合わせて見ていきましょう。

たばこの市場規模

現在のたばこの市場規模は1999年をピークに2018年では68.94%まで下降しています。
2016年以降では、販売総額は前年に対して87.0%まで落ち込んでおり、値上げにより禁煙を決意した人、電子たばこや加熱式たばこに乗り換えた人が多く、受動喫煙防止条例や飲食店での禁煙化により喫煙に不便を感じた人、時代とともに周りの目が気になってきた人も増えたのでしょう。

データ出典:年度別販売実績推移表(一般社団法人日本たばこ協会)

喫煙率は北日本が高い

北海道~関東地方にかけて喫煙率は高い傾向にあり、反対に中部~中国、四国地方にかけては喫煙率が低いようです。九州地方は各県でかなりバラつきがありますね。 地方ブロック別に喫煙率の傾向が見られますが、九州、東京、大阪には当てはまらないようです。こちらに関して過去のデータと男女別のデータを見ることで紐解いてみましょう。

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」

2016年から東京は禁煙ブーム

まずは過去の喫煙率から遡って見ていきましょう。

エリアでの特徴は以前からでており、そのまま時代とともに全国的に喫煙率が低下していることが見て取れます。東京都に関しては、2016年での調査で喫煙率が大きく減少していることが分かります。大きな要因となっているのは2016年より施行された受動喫煙防止条例ではないでしょうか。現在では飲食店の禁煙化や職場環境の変化、2020年東京オリンピックに向けた働きかけの影響もあり、より喫煙率が低下していることが予想できます。

浪速の女性と九州男児

次に男女別のデータです。

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」

男女別で喫煙率の高い都道府県を抽出すると、まずは男性の喫煙率が圧倒的に高いことが分かります。エリアを見ると北日本は男女共に喫煙率が高いようですが、一部都道府県では男女別で特徴が出ています。中部~中国、四国地方では喫煙率が低いものの、例外的に大阪の女性は喫煙率が高く(大阪の男性喫煙率は32位)、ここにエリア傾向との違いがあるようです。一方男性に関しては九州の佐賀、福岡の男性喫煙率が高い傾向にあります。

上記の通り、地図×喫煙率に過去データと男女別データで、エリア相関と例外要因を抽出することができました。

地図への可視化を通して

我々の生活に関連する様々なデータ、数値を地図に落とし込むことで、違った切り口で分析を行うことが可能です。今回の喫煙率のデータでは2019年3月15日のブログ「地図で見る、太りにくい体質の都道府県」の肥満者割合指数との高い相関が見て取れます。

特定の地域ではどういった傾向がみられるのか、項目/性別/年代別の様々なデータを地図上で重ね合わせることで、今まで気づけなかった傾向を発見できるかもしれません。
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